TECHNOLOGY テクノロジー 私たちの技術

テクノロジー・・・わたしたちの技術

モノづくりの原点とも呼べる金型。製品の品質の良し悪しは金型で決まると言っても過言ではありません。
近年、アジア諸国のコスト圧力は激化していますが、当社はナノレベルの精巧な金型技術とノウハウで
自動車メーカーのソリューションプロバイダーへと進化し、世界中の自動車メーカーから認められる存在となっています!
ナノレベルの精度の金型を「開発から設計・製作」まで
全て社内で行っています!
ソリッド(3D)で設計したデータに基づいて、10tonもの大きな鋳物をNC工作機械により無人加工します。金型はすべてが個別注文の一品生産のため、自動化や即応化が困難な部分もありましたが、当社では金型製作の自動化に以前から取り組んできました。しかし、機械加工された金型にはまだ細かな凸凹があります。ここから「仕上」と呼ばれる、人の目と手によってナノレベルまで表面を滑らかに加工します。美しい自動車ボディの製造を可能にしているのは、当社の設計技術と仕上の職人魂の合わせ技です。
野澤3D-CADによる設計
不可能を可能にする企画提案で、お客様に最適な金型をご提案できます。
どのような金型が、いくつ必要なのか、これは、お客さまである自動車メーカーにとってはコストや生産性を左右する大きな問題です。金型は大きく高いものですし、金型が多くなればそれだけプレス機も必要で、また工数も増え、コストが上がってしまうからです。
自動車のボディパーツを1つつくるにも、工程によっていくつかの金型が必要になります。工程をできる限り少なくまとめることは、より複雑かつ精巧な金型が必要になるということ。これは金型製造の難易度が上がり、高い技術とノウハウが必要です。金型専門メーカーの視点から生産性含めた効率的なソリューションをお客様に提案し、不可能を可能にしていく、それが当社の企画提案です。
プレス機プレスの際の工数をできるだけ減らすこと。
不可能を可能にする当社の技術とノウハウにより
メーカーはコスト削減・時間短縮できる。
CAD/CAM/CAE/CATを駆使して、高い品質の製品を効率よく加工できる金型を設計しています。
プレス加工では金型を鉄板に押しつけて立体的に成型するのですが、鉄板が変形するとき、たくさん伸びる部分と、余り伸びない部分の差が出てきます。このようなプレス段階で生じるシワ・ワレ・スプリングバックなどの可能性をコンピュータ上でシュミレーションし、事前に修正を加えることで効率化を図っています。
自動車業界では、安全対策の強化、地球環境保全からの省資源・省エネルギーや温暖化対策のための低燃費化の追求等から、車体の軽量化や高品質・高強度化を狙い、従来より薄く、より強度が確保できる高張力鋼板(ハイテン材)やアルミ板材の採用が進んでおります。特に高張力鋼板 (ハイテン材)は複雑な素材特性を持つため、従来の鋼板に比べプレス成形が大変難しく、スプリングバックやデフォーム等が発生しやすく修正が必要でした。
当社は型材質やパネル材質等の材料試験から特性をつかみ、成形・デフォーム・スプリングバック解析を行って検証し、新素材に対応しています。
シュミレーションの図プレスの際の鉄板への力のかかり具合を
シュミレーションした図。
この時点で問題がないレベルに設計する。
(赤色の塗りはより力がかかっていることを
意味するが、赤色の塗り部分はほどんどない)
金型が100%のパフォーマンスを発揮できるよう技術提供できる!
自動車メーカーでは、多くの金型を使い、何万点もの部品を組み合わせています。様々な金型メーカーで作られた金型を使用していることも多く、組み合わせてみるとうまく組み合わないこともあります。自動車メーカーは金型の専門知識があるわけではないので、そんな時には当社の技術者が現地に呼ばれ、技術提供サービスを行っています。
当社は金型の最初から最後までを全てマネジメントすることが可能で、技術力、ノウハウだけでなく、サービスにも定評があり、世界中の自動車メーカーから支持を得ています。
生産技術メンバー金型製造プロジェクトの最初から最後までを
マネジメントする生産技術のメンバー

PAGE TOP