PROJECT STORY4Project Story4 営業本部 北南米営業部 坂本

営業本部 坂本 憲彦のプロジェクト

営業という仕事は、お客様と会社を繋ぐ立場。北米、中南米、南米の自動車メーカーへの海外営業が坂本の主な仕事だ。
お客様が作る車種毎に見積を依頼され、見積~受注~運営~出荷~現地納入~資金回収に至るまで、1つのプロジェクトの入口から出口まで見届けている。1つのプロジェクトは1年から1年半、長い時には2年にも亘る。趣味のマラソン同様、フットワークは軽く、しかし、大局を見極めて焦らず一歩一歩着実に取り組んでいる。

お客様からの見積依頼の資料は当然英語だ。細かな仕様や希望を把握しなければならないし、読み込むのは大変な作業だ。それを社内用の資料にし、金型のサイズや製品難易度を想定して見積金額を決める。自動車部品は約2万点もあり、実際に組み付けてから不具合が見つかったりなどで仕様変更になることも多く、なるべくオンタイムで見積り、お客様に説明するようにしている。

プロジェクトの進捗や問題点は、インターネット会議でプロジェクトメンバーと確認し合う。時差がある国との会議は夜になることも。

また、社内から見れば営業は、お金を持ってくる役目でもある。社内の仲間達が流した汗を、お客様へ説明し、お金に変えていく。日本企業のように請求書を送れば振込してくれるほど、世界は甘くないのだ。だから、資金回収も、営業のとても大切な役目だ。
坂本お客様とWin-Winの関係を築けるよう
お客様の利益を考えた営業をしている。

言語や文化の違い、それを超えられるのは情熱や責任感!

坂本が営業を担当している北南米は、当然のことながら言葉も文化も違う。
文化の異なるお客様とのコミュニケーションは、なかなかどうして大変だ。
それに言語も違う。気持ちを100%伝えられないもどかしさも感じる。
とはいえ、お互い血の通った人間同士。文化や言葉が違っても、本質は同じだと分かってきた。

言語や文化の違いを越えられるもの、それは、情熱や責任感だ。
業務知識や、ある程度の語学力は、後から付いてくるもの。英語もビジネスも、必死で勉強して身に付ければ良いのだ。だから、海外営業には情熱と責任感が第一。全力投球すれば、嫌な仕事だって充実して楽しくなるものなのだ。
坂本英語はゼロから必死で勉強したという。
会社で英会話教室の授業料をサポートしている。

お客様と二人三脚で進めたプロジェクト

お客様の初めての車種で、手探り状態で始まったプロジェクト。
提案型営業で、金型の製作のみならず、エンジニアの派遣、作業者の派遣をはじめ色々サポートした。
そして、お客様と二人三脚で一緒にプロジェクトを立ち上げた。
2年に及ぶプロジェクトが終わり、お客様と一緒に作った完成車が市場に発表された時、その打ち上げパーティで飲んだビールの味は、坂本にとって一生忘れられない思い出となった。(うれし涙の味だ!)。

お客様の立場からみたMade In Japanへの期待感。それは、ただ言われたモノを作るだけではなく、より満足して頂ける、付加価値のある商品をお届けすること。だからこそ、受け身ではない姿勢を大切にしている。こういう姿勢が信頼され、「また次も君のところで頼みたいと思っているから見積出してくれ」と繋がっていくのだ。

坂本インターネットのお蔭で世界は小さく
そして便利になった。
1日に約50~100通ものメールに対応している。

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