PROJECT STORY3Project Story3 生産技術 大川

生産技術 大川 志朗のプロジェクト

生産技術の仕事は多岐に亘る。一言で言えば、「金型製造の初めから終わりまでのすべてに携わる仕事」と言えようか。 金型製造のプロジェクトをマネジメントすること、その中には、ユーザーとのやり取りや、社内調整、技術に関する打合せ、図面の確認、不具合対応や対策、ユーザーチェックの立会など、社内・社外が円滑に進めるよう、プロジェクト全体を技術的に管理・統括している。

金型も大きいが、仕事のスケールも大きく、国内はもちろんのこと、全世界の自動車メーカーに足を運び、打合せを行ったり、現場に行き、技術支援をすることもしばしば。金型に関するノウハウだけでなく、コミュニケーション力が必要となる仕事だ。大川曰く「皆で楽しく仲良くできる人に入社して欲しい」とのこと。彼自身もそれを心がけており、またオフィスはその言葉通り、明るく楽しく、そして皆フットワークが良い。何かやっているとあれば、すぐに人が集まって来て、人だかりができる程なのだ。「皆で作り上げる」という意識が強いから、周囲への気配りも自然にできるのだろう。
大川皆で明るく楽しく、がモットー。

世界トップクラスの金型メーカーである当社を支えている。

大川の話で印象的だったのは、「世界一の金型メーカーで働いている」という意識。どこの国の自動車メーカーでも「FUJI」の名前は知っているのだ。日本に「FUJI」あり!
彼に限らず、当社の社員たちは皆その気持ちを共有していると強く感じた。

自動車用金型で見逃してはならない重要なこと、それは「組み立ててみてどうか」ということだ。自動車1台に何万点もの部品があり、ボディーだけでも様々な部品から成る。一つ一つの精度が高くても、さまざまな金型メーカーで製造された金型を使う自動車メーカーでは、実際にプレスしたものがうまく組み合わないこともよくあること。自動車メーカーではどうすることも出来ず、当社に助けを求められることもある。そんな時は大川が現地に赴き、全体の組み合わせのためにアドバイスをしたり実際に手を加えたりするのだ。金型の一歩先まで読む、そんなところが、当社の「世界一」という評判を支えている。
大川「世界一の金型メーカー」という意識を
皆が共有している。

自分が手掛けた車種を街中で見る喜び。

当社の醍醐味、それは、自分が関わった車種が実際に世の中を走っている姿を見られる喜びだろう。ボディーだから一番目につくものなだけに感慨もひとしおだ。

また、ユーザーが世界各国にまたがっているため、国内に留まらず世界各国の文化・人と関われることも大きなやりがいだ。海外の食事はかなり美味しいものもあれば、とても食べられないものもあったり、食べた後にそのものが何かを知らされるといつも驚かされるが…(笑)
大川金型の先を読む先見性も、
当社の「世界一」の評判を支えている。

PAGE TOP