PROJECT STORY2Project Story2 設計 野澤

設計担当 野澤 淳のプロジェクト

3D-CADでの金型設計が主な役割だ。
ある程度定められた日程・工数の中で、営業担当者から上がって来るお客様の要望や、それに伴う社内での取り決めを含めて設計を行っている。
設計は金型製造の中で上流の工程だから、設計が日程通りに運ばなければ、その後の工程に迷惑をかけてしまうことになる。設計にかけられる日程は、お客様の都合やその他さまざまな理由で変動するので、その日程に確実に対応するために、部門の主任としてメンバーの進捗をチェックし、調整が必要であれば対応するのも野澤の任務だ。

設計作業の中には多くのルールが存在し、それらを守らずに設計完了してしまうと、お客様はもちろん、社内で図面を扱って作業をする多くのメンバーたちに悪影響を及ぼしてしまうのだ。
人がやる作業であるので、完璧なものを作り上げるのは難しい点もあるが、少しでもそこに近づけられた時には大きなやりがいとなる仕事だ。
野澤様々な設計案件が同時進行で行われる。
スケジュール変更も頻繁にあるので
毎朝、日程・進捗確認を行っている。

業務改善を並行して行う事で、作業効率がアップ。「慣れ」を防止する効果も。

野澤のもう一つの任務、それは、「業務改善」だ。
日々の業務の中で、効率化できる部分を見つけ見直しをしたり、省力化を図ったりすること、それが「業務改善」だ。
エクセルを利用して、エラーを見つけるためのマクロを組んだりなどという取り組みも行っている。
設計の業務と並行して行っていく事が重要であり、難しい点でもある。設計は、突然の割り込み仕事が入ったりなど、常に時間との闘いだから、業務改善には覚悟を決めて毎日時間を割くようにしている。

業務改善におけるポイントは「皆で協力しなければ効果が出ない」ということ。自分で考えても自分だけでの活動ではほとんど意味がないのだ。より確実に、より早く業務改善を可能にするには、常に考え、そして課内にしっかり周知していかなければならない。そして、効果が出ることを楽しむことが長続きする秘訣でもある。当社では、上司だけでなく社長が直接評価し、アドバイスや表彰を頂けるのが大きなやりがいだ。これが励みとなり、また次に繋がっていく力となる。
また、考えの異なる観点から見たユーザーの考えを聞くことで、見識が広がることもある。
年齢や部署に関係なく意見を交換できるのも当社の魅力だろう。
野澤年齢に関係なく、常に意見を出し合える。
明るく、雰囲気も良く、風通しのよい環境だ。

当社の魅力を肌で感じたエピソード

インドのお客様の所へ図面チェックのために出張した時のこと。
現地の担当者に非常に良くしていただいた。どうしてそんなに良くしてくれるのか尋ねたところ、以前、その方が当社の社員に非常に良くしてもらったから、とのお答え。とても誠実な対応だったと、当社の社員の対応をお褒めいただいた。当社が大事にしている姿勢は、文化の違う海外でも認められているということに感動し、技術力だけに留まらない当社の魅力を改めて認識した出来事だった。

当社の良い点としてもう一つ、それは、工場での金型製造の現場を大切にしている点だ。基本的に金型が実際に作られている現場を経験してから各部署に配属されるから、どんな部署に行っても金型のことが分かり、また、皆で作っている、という意識が生まれ、横のつながりも強いのが特徴だ。

こんな魅力がある当社だから、良い点はどんどん自分に取り入れ、自分で考え、疑問に思う点はどんどん意見を出し、目標に向かって自分を成長させていってほしい。
野澤3D-CADでの設計作業

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